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なぜアフィリエイトではCTR・CVRが大事なのか

ADNOWAトピックス編集部のアイコンADNOWAトピックス編集部

公開日:2021年1月25日

なぜアフィリエイトにおいてCTR・CVRが大事なのかを、アフィリエイトの特性や収益構造の観点からまとめました。

収益への影響が大きいから

アフィリエイトの収益構造は、

「アクセス数(PV) x CTR x CVR x 報酬単価」

で構成されます。

この構造のうち、報酬単価はメディア側では決められませんので、メディアで出来ることは実質3つの数字の改善です。

そう考えると、CTR・CVRの改善は収益構造の2/3に影響があるわけですから、ここの改善は大きいと言えます。

アクセス数をあげるのは限界があるから

アフィリエイトの場合、需要に対して紹介ページを経由して送客することで、報酬をもらう仕組みです。逆に言えば、需要がなければページがみられることもなく、成果も発生しません。例えば、SEOで集客する場合、検索需要が全くないキーワードのページで上位をとっても、成果は伸びません。

この需要という部分が難しいところで、需要を増やすというのはメディア側が行う施策としてはもっともハードルが高い部類に入ります。テレビだったり有名人などの影響力がある人間ならば別ですが、通常のメディアでいきなりそのレベルの影響力を持つのは難しいでしょう。

その点、CTR・CVRはサイト内での出来事なので、需要や影響力に関係なく、メディア運営者の工夫次第でコントロールが可能です。

アクセス数をあげるよりも即効性があるから

SEO集客をするWebサイトの場合、アクセス数は「キーワード需要 x SEO順位」で決まります。SEOは順位をあげるのに時間がかかりますから、すぐに成果を伸ばすことは難しいケースが多くなります。

一方で、CTR・CVRはメディア内での出来事なので、改善効果は「改善後すぐ」に出てきます。その意味で、CTR・CVRの改善は即効性の高い施策と言えます。

メディア側で改善ができるポイントだから

アフィリエイトは、広告主のサイトを紹介して成果報酬をもらうビジネスモデルです。通常の販売と異なり、集客と販売が分離されていることになります。

メディア側が担うのは集客なので、販売に関する部分である、

  • ランディングページ
  • 商品・サービス自体
  • 価格・納期など

はメディア側ではコントロールが出来ません。

例えば、Nintendo Switchの新品本体が1万円で販売できるなら、CVRはグッとあげることが出来ますが、そうしたことはメディア側では出来ないのです。

多くの成果をあげるためにメディア側が出来ることは、

  • 多くのユーザーを送客する(CTRの改善)
  • 送るユーザーを購入層にする(CVRの改善)

ことが重要になります。

販売においてメディア側が出来るのはここしかないので、これ以上PVの増加が見込めないのであれば「CTRとCVRを改善するしか、収益をあげる方法はない」ということになります。


なぜアフィリエイトではCTR・CVRが大事なのかをみてきました。

アフィリエイトでは当たり前と言われているCTR・CVRの改善ですが、こうしてみてみるといかに重要かということがわかります。

CTR・CVRの数字が少し上がっただけで収益に大きな影響がある部分なので、日々改善作業を続けてみてください。

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