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楽天アフィリエイトの料率ランク制度が廃止。ジャンル定率に

ADNOWAトピックス編集部のアイコンADNOWAトピックス編集部

公開日:2021年4月1日

楽天アフィリエイト特徴でもあった「料率ランク制度」が2021年3月30日で廃止となります。今回は、新制度で何が変わるのか、減少した報酬を補う方法はあるのかなどをまとめました。

2021年4月1日から新制度に移行

楽天アフィリエイトでは、月間売上(報酬ではなく流通額)5万円以上でアフィリエイト料率がアップするランク制度がありました。ランクアップすることで、グッとアフィリエイト報酬が上がる仕組みで、楽天アフィリエイトの人気ポイントの一つでした。

その料率ランク制度が、2021年4月1日からスタートする新制度で廃止となりました。また、基本料率が8%だった、ファッショ系のアフィリエイト報酬率が4%へと半減してしまっています。

上位ユーザーほど厳しい新制度

今回の楽天アフィリエイトの新制度は、楽天アフィリエイトで高額報酬を得ていたユーザーほど打撃になります。特に、ファッション系で報酬を獲得していたユーザーは報酬額が大幅減少してしまうケースもあるでしょう。

最近では、Webページ経由ではなく楽天市場アプリ経由で購入するユーザーも増えているため、楽天アフィリエイト自体の魅力もやや下がってきていますが、商品数や、通販以外(トラブル、ブックスなど)も含まれる守備範囲の広さは他社にはない魅力なので、すぐに代替するということも難しいかもしれません。

楽天アフィリエイトの料率ランク制度廃止で対策はできる?

料率ランク制度廃止で受ける報酬減少がどれくらいかにもよりますが、そもそもアフィリエイトの料率4%というのは決して低くない数字で、物販系のアフィリエイトでは報酬率が1%という広告主もいることから、広告の乗り換えなおで減少分を簡単に取り返すのは難しいかもしれません。

広告費は企業の業績や景気動向などよって簡単に下げられてしまうジャンルなので、減少した分を取り返すというよりかは、新しいジャンルや広告を追加して、減少分を補うという考えの方が良いかもしれません。

ここ数年、大手通販の料率削減が目立つ

2019年に日本の消費税が10%に上がった頃から、広告費の削減傾向が続いていて、特にアフィリエイトでは料率の削減、もしくはアフィリエイト広告からの撤退が目立ちます。

大手企業はアフィリエイトなどの外部広告に頼らず、自社メディアやSNSに予算を振り分けるパターンも出てきており、アフィリエイト一本だけでなく、複数の収入源を確保しておく必要性が高まっていると言えるでしょう。

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