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アフィリエイト広告のリスクとリスクヘッジ方法

ADNOWAトピックス編集部のアイコンADNOWAトピックス編集部

公開日:2021年1月4日

アフィリエイト広告で収益を上げるとどうしても避けられないリスクがあります。アフィリエイト広告のリスクと、どのようにリスクヘッジすれば良いのかを見ていきます。

アフィリエイト広告のリスク

広告主の報酬削減・撤退

アフィリエイト広告のもっとも一般的なリスクは、広告主の報酬削減・撤退です。

アフィリエイト広告は、広告主の広告予算に依存していますので、広告主の方針で報酬が半分以下になることも日常茶飯事です。

報酬が下がるケースはまだマシで、最悪のケースは広告主の撤退です。広告主がASPを切り替える場合は、ASPを変えれば済みますが、完全撤退するケースも多く、その場合は広告報酬はいきなり0になります。

法規制

金融、ダイエット・美容などのジャンルは、広告に関する規制が年々厳しくなっています。中には、法規制で実質的にアフィリエイト広告でも取り扱いが出来なくなってしまっているケースもあります。

これまで安定して報酬を得ていたサイトが、法規制によって広告を掲載することが出来なくなり、収益が一気になくなってしまう可能性があるのは、アフィリエイト特有のリスクです。

特化サイト・コンテンツのリスク

成人向けコンテンツなど規制されたもの以外であれば、どんな内容でも広告報酬が得られるGoogle Adsenseと違って、アフィリエイトの場合は広告主に特化したサイト・コンテンツを作成する方法がメジャーです。

特化することでCVRを高めることが出来るなどメリットも多いですが、そのジャンル全般の需要が減ったり、SEOなどで競合が強くなったりすると、一気に収益が減るリスクがあります。

景気の変化

2008年のリーマンショックなど、大きな景気変動があると、企業がまず最初に削減するコストの一つが広告費と言われています。アフィリエイト広告も広告費の一部ですから、景気が大きく後退すると広告主の撤退が一気に増えます。

景気の後退は運営者ではどうしようも無いものですから、まず回避が出来ないリスクの一つです。

リスクヘッジの方法

広いジャンルの広告を取り扱う

ジャンルごとの法規制や、SEOでの増減を回避するのに最適なのが、広いジャンルの広告を取り扱うことです。全く異なるジャンルの広告に特化したサイトを、10サイトほど持っていると、アフィリエイト収入はかなり安定します。

また、広いジャンルの広告を取り扱うことで、季節性の収入増減をある程度均す(浮き沈みを無くす)ことも可能なので、複数ジャンルに取り組むことはリスクヘッジになるだけでなく、アフィリエイトの収益を安定させる効果もあります。

特定の広告主に依存しない

一つのジャンルの広告を掲載するにしても、特定の広告主に依存すると、報酬減や撤退時のダメージが大きくなります。そうしたリスクを減らすためにも、特定の広告主に依存しないようにするのはアフィリエイトのリスクヘッジとしては最低限の条件です。

特に、成果が出始めて特単をもらえるようになると、特定の広告主からの収入に依存してしまう傾向にあるので、その場合は、違うジャンルのサイトに取り組むなど、きちんとリスクヘッジをするようにしましょう。

景気に依存しないジャンルの開拓

一般的に、景気が悪くなると人々がは「趣味・趣向」に関する支出を減らす傾向にあると言われています。景気が悪くなると、百貨店などの売上が落ち込む一方で、スーパーなどの生活に密着した業種の業績が良くなったりするのが好例です。

「衣・食・住」など生活必需関連の支出は、景気に左右されずに必ず支出される部分なので、ここに近いジャンルを取り扱うことで、景気に左右されないアフィリエイト収入を作り出すことが可能です。

ただし、こうしたジャンルは競合が強い上に「薄利多売」傾向が強いため、地道にしっかりとサイトを育てないと収益を上げることすら難しいでしょう。


アフィリエイト広告のリスクとリスクヘッジ方法について見てきました。

Webサイトやアプリの収益化方法としては、比較的安定している部類に入るアフィリエイト広告ですが、それでもリスクはかなりあります。リスクはどんなビジネスでも存在するので、うまくリスクヘッジして、アフィリエイト収益を安定化できるようにしましょう。

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