ADNOWA

google-adsenseのサムネイル

Google Adsense

Google Adsenseでサイトに紐付けるアカウント変更が必要なケースと変更方法

ADNOWAトピックス編集部のアイコンADNOWAトピックス編集部

公開日:2021年1月8日

Google Adsenseでサイトに紐付けるアカウント変更が必要なケースと変更方法についてまとめました。

サイトに紐付けるアカウントの変更が必要なケース

サイトを売買した

最近ではサイトのM&Aも頻繁に行われているようですが、その際に大事なのは「しっかりと収入ベースも引き渡しする」ことです。

サイトのオーナーが変わるということは、Google Adsenseの報酬受取人が確実に変わるということです。サイトM&Aの場合は、Google Adsenseなどの報酬を前提に売買するケースがほとんどですから、サイトに紐付けるアカウントを変更して確実に報酬の受け取り先を移行をする必要があります。

報酬受取人が法人化した

もともと個人の副業としてやっていたサイトやアプリを事業として法人化する場合は、報酬受取人は法人にする必要があります。

その際に、法人でGoogle Adsenseのアカウントを持っている(審査通過している)場合は、サイトとアカウントの紐付けを変更するだけで、報酬の受け取りを法人にすることが可能です。

かつてはGoogleサポートに連絡する方法で法人への変更が可能でしたが、現在では審査が厳格化しており、法人向けアカウントの新規取得が必須となっています。

個人アカウントを法人化する時のGoogle Adsenseの変更方法を完全解説!

サイトに紐付けるアカウントの変更が不要なケース

メールアドレスを変更したい

意外と知られていませんが、Google Adsenseの個人との紐付けは

  • 住所
  • 電話番号
  • 銀行口座

で紐づけているので、メールアドレスは後から変更が可能です。便宜的に「変更」という文言にしましたが、厳密には、

  1. Google AdsenseアカウントにGoogleアカウントを新規追加
  2. 現在のGoogleアカウントをGoogle Adsenseアカウントから削除

という形で行います。

アカウントの追加などはGoogle Adsenseの管理画面から「アカウント > アクセスと認証 > ユーザー管理」から行うことが可能です。

ドメインURLを変更したい

サイトを長く運営していると、ドメインを変更するケースが出てきます。このケースでは、ドメインが変わるだけなので、通常の新規サイト追加と同じように「サイト追加」から新ドメインを追加して、審査を受ければOKです。

紐付けアカウントの変更は必要ありません。

サイトに紐付けるアカウントを変更する方法

移行先がGoogle Adsenseアカウントを持っている場合

現在のGoogle Adsenseアカウント(アカウントA)から移行際に、移行先のユーザーがGoogle Adsenseアカウントを持っている場合(アカウントB)は、移行は簡単です。

  1. アカウントAでサイトの登録を削除する
  2. アカウントBでサイト追加して審査を受ける

これだけで基本的には移行できます。

万全を期すのであれば、アカウントAでサイトの登録を削除してからある程度経ってからアカウントBでサイト追加をするのが良いですが、その間の報酬が発生しなくなってしまうリスクがあります。

移行先がGoogle Adsenseアカウントを持っていない場合

移行先のユーザーがGoogle Adsenseアカウントを持っていない(Google Adsenseの審査を通ったアカウントがない)場合は、手間がかかります。

まず、現在のGoogle Adsenseアカウント(アカウントA)の登録サイトではないサイトで、新しくGoogle Adsenseアカウント(アカウントB)の審査を受けます。審査が通ったらアカウントAのサイト紐付けを削除して、アカウントBでサイト追加&審査を受けます。

こうするには理由があって、移行するサイトはすでにアカウントAで審査を受けているので、アカウントBの審査サイトとしてこのサイトを利用すると「重複アカウント」と判断されてしまう可能性があります。

重複アカウントと判断されると、そのGoogleアカウントではAdsenseの紐付けが一生できなくなってしまうので、慎重に行いましょう。


Google Adsenseでサイトに紐付けるアカウント変更が必要なケースと変更方法を見てきました。

Google Adsenseのアカウントはセンシティブなので、もし心配なのであればフォーラムで質問をするなどして、問題が起こらないように慎重に対応するようにしましょう。

「Google Adsense」の記事